オリンパス 25mm F1.2 PRO 初撮り

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オリンパスの新レンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO を購入した。先行予約だったので無事に発売日である本日届いた。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO をずっと愛用しているので、画角だけを考えればダブっているのだが、明るいレンズを欲していた自分にとって 25mm F1.2 PRO は発表直後から琴線に触れるレンズだった。なにぶんお値段も高いレンズなので慎重に構えるべきだったのかもしれないが、とりあえずそのへんは買ってから考えることにした。

https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/25_12pro/index.html

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いいレンズというのは、最初の1枚を撮影したときに分かるものである。

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35mm 判換算、いい加減この「フロッピーディスク何枚分」のような前世紀的な指標もどうにかしたいところだが仕方ない。35mm 判換算で 50mm となるレンズは人の目と近い画角であることからレンズの基本と言われていたりする。私は写真をどこかで学んだわけではないせいか特に思い入れのない画角なので、今まで 50mm レンズは使ったことがない気がする。無論ズームレンズではカバーしているが、単焦点ではないと思う。
ところが撮ってみると不思議としっくりくる。基本と言われればなるほどという気もする。特に何も考えなくて良い。普通に自分が反応した世界をシームレスにファインダーに収めることができる。50mm、この画角は結構いいものだなと思った次第。

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「この世界の片隅に」を観た。本当にいい映画を観たなという満たされた気持ちになった。ここ数年で観た映画で一番響いた。

http://konosekai.jp/

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この記事で載せた写真はすべてカメラ(OM-D E-M1)のいわゆる「JPEG 撮って出し」である。つまり撮影後の補正の類いは一切していない。絞り優先で撮ったあとはリサイズとウェブ掲載に合わせたファイルサイズ最適化のみ。
普段は RAW ファイルを現像しているが今回はあえて JPEG をそのまま掲載した。補正するとどうしても印象が入ってしまうが、50mm という画角の性格と合わせて、「私」の見たままの世界を見てみたくなったのかもしれない。

レンズの感想は、もう良いとしか言いようがない。

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