高解像度画像掲載テスト

Retina ディスプレイの MacBook Pro に替えてからというものの、やはり画像のぼやけ具合が気になる。特に文字を画像化したものなどは酷い。うちのサイトでは主たる写真以外で画像ファイルはほとんど使っていないのでそのあたりは大丈夫だが、その写真も見れば「ぼやけているよな」と気づくレベルである。正直 Retina ディスプレイのメリットがよく分からない。バッテリー・メモリも余計に食うし。読書が用途に入ってくるタブレット端末や、小さい画面でも精細に表示してくれるスマートフォンではありがたみがあるのだが…。

そんな Retina 含む 4K 相当の高解像度ディスプレイも一般的ではないが増えてきてるのは確か。Mac の Retina ディスプレイと違い、Windows の場合は 4K ディスプレイだからといって2倍表示になるわけではないので Windows 機で高解像度ディスプレイというのは正直ウェブ閲覧には向かないと思う。

いずれにしても、Retina ディスプレイで美しくサイトの写真も見たいという場合の対処法をざっくりと調べてみたのだが、一言で言ってしまえばやはりめんどくさい。世の中の圧倒的多数のディスプレイは非高解像度ディスプレイであり、ウェブ掲載というポジションにおけるあまりの高解像度写真は無用の長物である。
高解像度ディスプレイ環境とそれ以外を判別して表示する写真を分けるということもできるが、それも正直面倒だ。なおさらこちらで2サイズの写真を用意するなんてやりたくない。
そういうわけで試験的に高解像度写真をデフォルトで掲載してみることにした。今までの基本サイズは 1200px * 900px であったが、これを 2400px * 1800px の50%表示とする。以前はブラウザによっては縮小表示した画像にはジャギーが出ていたのだが最近はどうだろうか。
通信量が増大することについては「激重上等」と構えることもできるが、縮小表示したことで美しく表示されないのでは元も子もない。

このあたりの写真はそれほどサイズは大きくならない。
私はボケを多用するので、元々軽いサイズに収まりやすい写真と言える。

一方でこのあたりの写真はサイズという意味では凶悪。2MB を超えている。WordPress の初期設定アップロード上限が1ファイルあたり 2MB までというのを初めて知った(エラーが出た)。


続いてフィギュア写真。表情のある人、キャラクターといった被写体は人間の目が敏感になることもあり、画像劣化を認識しやすくなっていると思う。ちょっとした不自然さにも気づきやすい。

このミクさんは実はスケールが違う。桜ミクさんのほうは一回り小さい。並べると統一感に欠けるが、遠近を利用して撮れば収まりが良いと思う。

自分が深海棲艦だったら絶望しかない。
艦これのアクションフィギュアはマックスファクトリーの「figma」シリーズと、バンダイの「AGP」シリーズがあるが、両者は話し合っているのか、今のところ両方から出ている艦はいないと思う。スケール感も同一ではないようだが(AGP のほうが若干小顔なので)、まあそれほど違和感が出るほどの違いはない。

天津風ヤバい。

AGP はシリーズの初っぱなに大和を持ってきたのがすごい。まあ動く動く。よくこんなの設計・製造できたなと思うくらい。

ビスマルクも艤装の可動具合が半端ない。ビスマルクは AGP、プリンは figma である。だんけだんけ。

陸奥には「爆煙エフェクト(はーと)」パーツ、長門には「攻撃エフェクト」パーツ。通称からあげ。

赤城、加賀は視線をもらうと甲板の表が見えなくなるのでアングルが難しい。なので思い切ってこういう水面下から臨んだシーンを再現するとまたおもしろいかもしれない。加賀さんは会敵したらこちらに目もくれず淡々と発艦準備を進めそうで怖い。交渉の余地なさそうである。

愛宕さんは本当はもっと上の位置で手を合わせたかったのだが自前のタンクのおかげで無理なのであった。

これらフィギュア写真は背景がベタなのもあって容量サイズはそれほどでもないが、パーツの細部がどれほど見て取れるかというところ。
今のところの感想としては、写真をアップロード、記事に埋め込んだあとに一枚ずつ表示サイズを書き換えるのが面倒だ。これからどうしていくかはおいおい考えるつもり。

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