ドトールのシュークリームが美味い

ドトールのこの春の新商品に「シュークリーム」がある。ひとつ250円。すでに何度か食べたが、これが大変美味い。コーヒーによく合う。
シュークリームとはフランス語の「シュ(chou = キャベツの意)」と英語の「クリーム」をくっつけた和製語である。フランス語で言えば「Chou à la crème(シュー・ア・ラ・クレーム)」となる。なぜキャベツかというと、ぼこぼことした丸っこい生地がキャベツっぽいからである。

シュークリームときいてまず思い浮かべるのはその生地がふわふわのものだと思うが、このドトールのシュークリームは違う。カリッカリである。カリッカリのパリッパリである。持っても当然つぶれない。そしてドーム状の生地の中にがっつりとホイップクリームが詰まっている。今まで食べたシュークリームとはずいぶん違うが、これが美味い。何よりカロリーをガン無視した姿勢に大変好感が持てる。ホイップクリーム好きにはたまらない逸品だ。是非このままレギュラーメニューになってほしい。

ただそのカリカリさゆえの食べにくさはある。フォークがついてくるが初手は割る以外にないので、どうしたものかと迷うかもしれない。まあ気にすることはない、がぶりとかぶりつけば良い。ちなみに持ち帰りでも購入して数時間後に食べてみると、生地が柔らかくなって普通のシュークリームに近い食感になっていた。

注文を受けてからクリームを詰めるのだが、発売開始初日に注文したら慣れないせいかずいぶんやりにくいようだった(フォークも初日はついてこなかった)。上下に分けた生地にしてクリームを載せてから蓋をする方式なら作りやすさも食べやすさも多少改善されると思うがどうだろうか。

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