明石 meets 明石

神戸・南京町のあとには明石へ。一日目の宿泊は姫路だったので、そのあいだにある明石は予定に入れるにはちょうどよかった。
神戸から姫路に行く車窓からは海が見える。江ノ電を思い出す。

あまりにでかい橋が見えたので途中下車。明石海峡大橋である。

明石海峡大橋 Akashi Kaikyo Bridge from Non on Vimeo.

明石海峡を神戸と淡路島で結ぶ明石海峡大橋。
泳いで行けそうと言っているが、流れがめっちゃ速いため無理らしい。

The Akashi Kaikyo Bridge is a bridge in Japan which links Kobe to Awaji Island.
I said "I may be able to go swimming", it's impossible because the current is intense. :(

ここは「舞子海上プロムナード」というところ。釣りをしている人が何人かいたが、橋を眺めているのは見渡す限り私だけ。今回は3連休中の旅行となったが、台風のおかげかどこに行ってもガラガラで本当に恵まれていた。人気のカフェで待たされることは皆無、日本庭園に行ってもほとんど人がいない。


電車に再び乗り、明石へ。

明石 meets 明石。
行きの新幹線の中だっただろうか。ふと思ったのだ。明石って明石さんの名の由来地じゃん、と。気づいてしまったからには寄らずにはいられない。かねてより艦艇の名の元になった場所を訪れてみたかったのだ。これはいい機会だと今回は明石、加古川、摩耶山を訪れた。

明石駅と漁港は目と鼻の先のようなのだが、天候のため港のほうには行かなかった。


明石天文科学館へ。

明石でもう一つやりたかったことがある。それは子午線上に立つことである。日本の標準時の基点になるのが明石であることは多くの人が知っていると思うが、正確に言えば明石がそうなのではなく、日本標準時の基準となる東経135度の子午線が明石を通っているということである。つまり東経135度の子午線が通っているのは明石だけではないし、135度に拘らなければ、あらゆる場所に子午線は通っている。例えば東京駅には東経139度46分の子午線が通っていると言える。
ちなみに東経135度、北緯35度が交差する場所には「日本のへそ」という場所がある。明石からそんなに遠くない。

東経135度の子午線上に立つ from Non on Vimeo.

明石市立天文科学館にて。

Stand on the line of 135th meridian east. At Akashi Municipal Planetarium.

この星座シンボルが描かれたコインロッカーは思わずにやり。蟹座なのでもちろん蟹座へ(一番左下)。あと天文に関わる遺跡のミニチュアがよくできていて良かった。欲しい。

展望室から明石海峡大橋を臨む。晴天なら結構眺めはいいはず。

プラネタリウムがなかなか良かった。肉声解説(解説員が生で解説してくれる)を売りにしていたが、そうでないプラネタリウムがあるのだろうか。やはり原稿を読むだけでない解説はとても良い。


明石の魚の棚商店街へ。

「明石焼 よし川」で明石焼きを。現地では玉子焼きと呼ぶ。
初めて食べたのだがめっちゃ柔らかい。持つだけで崩れそうである。とろっとろのたこ焼きをさらに柔らかくした感じ。出汁が器で出てくるのでつけて食べようとすると溶けるのでそのまま出汁ごといただく。美味い。ソースをかけてもいいようなので2つの味が楽しめる。

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