高松:栗林公園

最初から高松に行ったら栗林公園りつりんこうえんに行こう、と決めていたわけではなかった。ただうどんを食べ続けるわけにもいかないし、ガイドブックにおすすめスポットとして紹介されていたから、日本庭園好きの私としては一応念頭に置いていたという程度に過ぎない。なにしろ「栗林」の読み方すら現地に行って案内のしおりを読むまで知らなかったのだ。

ところが園内に入った瞬間ぶっ飛んだ。ヤバい、ここはヤバい。ただ者じゃない。
東門から入園すると目の前にひょっこりひょうたん島のような山が広がる。紫雲山という。この紫雲山が公園のどこにいても目に入り、背景として実に見事な調和だった。

https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

https://ja.wikipedia.org/wiki/栗林公園

色んな翠が集まってまさに「翠嵐」と表するにふさわしい。紅葉もおそらく見事だろう。

園内は主に北庭と南庭に分かれる。今回は南庭回遊コースを散策。園内には散策道も整備されルートに沿って歩くだけで素晴らしい景観を楽しめる。もうどこを向いても絵になる。「一歩一景の美しさ」と謳っているがそれは誇張ではない。

地面だけでも本当に美しい。

園内には6つの池があり、石・木・山・池、これらの調和は本当に見事と言うほかない。

紅一点の躑躅がいい塩梅。

「飛来峰」から臨んで。

和船によるツアーガイドもあるらしい。

「芙蓉峰」から。


栗林公園、香川に行った際にはぜひ訪れるといい。休憩場所が豊富なのも良い。できるなら季節折々の景色を堪能したいものである。

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