イカ腱鞘炎になった

20150828_1

人生で初の腱鞘炎を発症した。腱鞘炎というと Yoshiki さんを思い出す。彼はピアノの弾きすぎで万年腱鞘炎だそうである。また彼は X 時代のヘッドバンギングしながら叩くという激しいドラミングで首も痛めている。ドクターストップでコンサートが中止になったこともあった。そしてついに私も腱鞘炎となった。腱鞘炎仲間である。

腱鞘炎になって初めて知ったのだが、腱鞘炎は痛い。どのくらい痛いのかというと、ものすごく痛い。
腱鞘炎と一口に言っても発症部位ごとの違いがあり、一番多いのは親指(医学用語では母指という。サポーターなどは母指用と書いてある)だそうである。手の甲を上にして、親指を中に入れて手を握る。そしてそのまま小指側の方へ手を横に曲げる。このとき痛みがあるようであれば親指の腱鞘炎だそうd…痛ってえ!!

小さいものを持つ分にはなんともないのだが、少しでも親指を広げる必要のあるサイズは持てない。大きいお皿とか牛乳パックとか梨とか。片手が使えないのはかなり不便である。参った。箸は親指を動かさないので大丈夫だが、鍋を持つとかはつらい。

この腱鞘炎、なった原因は台風一過の空のようにはっきりしている。ピアノの弾きすぎではない。スプラトゥーンのやりすぎである。

20150828_2

イカ、よろしく~~ とか言っている場合じゃない。痛い。やめればいいのだがそうはイカない。なにしろこのスプラトゥーン、ものすごく面白い。どのくらい面白いのかというと、ヤバイ。超ヤバイ。

http://www.nintendo.co.jp/wiiu/agmj/index.html

痛いのは左だけで右はなんともない。かつて「R4 -RIDGE RACER TYPE 4-」にハマったときは右手親指の神経を痛めた。常に付け根付近が痺れた感じがしていた。この時は整形外科に行ったのだが、終始医師はゲームが原因ではないかとの推察には至らなかったようである。自分だけ「絶対 R4 だよな」と分かっていた。なんとなく言い出しづらかったのだ。

R4(レーシングゲーム)で右手親指といえばアクセル操作なので細かい押す・離すの連続作業が負荷となっていた。
スプラトゥーンにおいて左手親指はキャラクターの移動である。アクションゲームなので移動はけっこう激しい。ゲーム中はメイン画面を見ているので手の動きを客観的に見ることができない(手元のディスプレイはマップが表示される補助的なもので、ちら見しながらプレイしている)。
自分でも親指の動きがどうなっているのか知りたかったので映像に収めてみた。

イカ腱鞘炎になった from Non on Vimeo.

スプラトゥーンのやりすぎで腱鞘炎になった状況を記録した貴重な映像。

Special Thanks to D’elf!
BGM: INeed DEMO ver.1 (http://www.d-elf.com/)

ぐりんぐりん動いている。というか力みすぎである。子どもの頃からゲームやると身体が動く。そこ、身体傾けても車は曲がらないから!

最初はテーピングなどしていたのだが、結構面倒だし調整がきかないのでサポーターを買うことにした(今回医者には行っていない)。
「腱鞘炎 サポーター」で検索してヒットしたのがイカのページ。色々と参考になった。

http://kenshouen4478.com/49.html

サポーターを購入したのはイカのサイト。

http://www.medicalshop-azuma.com/

このサイトがすごいと思ったのは、腱鞘炎治療などの商品の性格上、できるだけ早く発送するために後払い可にしていることである。すごい。その信頼に応えようとクレジットカードで購入。

20150828_3

私が買ったのは「MPKサポーター」というものなのだが、結果的に補助ベルトは使っていないので「MPサポーター」でも良かったかもしれない。
テーピングと違って、微調整が可能であり、通気性も良いのでとても快適である。痛い方向へ動かないようにするためなので、親指の動きは制限される。結果、つい動かしてしまうことがなくなって痛くならない。これを着けて安静にしつつはよ治せというのがサポーターの役割。決してサポーターしながらスプラトゥーンをやっていいというわけではない。おい、なんで WiiU の電源を入れようとしているのか。まったく、本当に分かっているのだろうか。

………

マンメンミ!

  • 20150828130858