プラチナ万年筆 PROCYON を購入

プラチナ万年筆の新作万年筆、「PROCYON(プロシオン)」を購入した。字幅は「細字(F)」。

http://www.platinum-pen.co.jp/fountainpen_procyon.html

知ったきっかけは日本橋三越本店のツイート。

実際に試し書きしてみて書き味も良く(重さも違和感なかった)、そしてカラー「ディープシー」が宇宙をも思わせる意匠でとても惹かれた。

プロシオン買っちゃった。 #万年筆

Nonさん(@n.on.gram)がシェアした投稿 –

白の「ポーセリンホワイト」もとてもいい白だった。5,400円という(万年筆としては)お手頃価格も手伝って、白も欲しくなってしまっている。

2本目の万年筆となる。最初の一本は PILOT の ELABO。日常的に使っている。

この PROCYON には今までにない機能がある。ひとつはキャップ内が完全気密になること。これにより長期間使わなくても乾燥しないという。この点に関しては私は普段使いするつもりなので恩恵に与るというわけではないのだが、そのギミックがかっこいいのでよし。
もうひとつは、インクの吸入口が通常よりもペン先よりに配置され、インクコンバーターで吸入するとき今までのようにどっぷり漬ける必要がなくなった。これにより手が汚れにくくなる。これは嬉しい。またインクボトルの最後まで吸えるらしい。これも嬉しい。

そして実はこの初回限定のおまけにとても惹かれていた。プラチナ万年筆のインクには混ぜてオリジナルの色を作れるものがあるという。それを使った調色サンプルカートリッジ。この「アクアエメラルド」が好みドストライク。
自分でブレンドして色を作るなんてめちゃくちゃ楽しそうである。インク沼にはまること必至だが。あとインクコンバーターも購入。500円。金色部分がシルバー色になると700円だという。シルバーじゃなくてプラチナなんだろうか。プラチナ万年筆だけに。ゴールドといっても普段見えないので…とわざわざ店員氏が教えてくれた。感謝。

さっそく「アクアエメラルド」をセット。試し書きしてみた。

文章は今書いている小説の一節より引用。
いい色である。このインク色商品化してほしい…。そしてやはり普段のより太い。まぁこのくらいまでは許容範囲(細いほうが好き)。

ELABO でも書いてみた。ペン先は SEF(ソフトな極細)、インクは「色彩雫」の「紺碧」。同じ文章で書き比べることなんて初めてやったが結構印象変わるものである。おもしろい。

さて、これで私もついに万年筆沼に片足をつっこんでしまった。こわい。

  • 20180807223251