真珠夜
細い路地を曲がると、空には真珠の月が
珊瑚の小枝にかかりそうなところで 立ち止まる今までにも何度も見ているはずなのだが
こんなに美しい夜はあっただろうかと思う夜に飲むコーヒーの贅沢さや
月の明るさに目を奪われたり
虫の歌をききながら 夜風に打たれる心地よさを
私はどれだけ味わっただろうか胸の底まで森の空気を吸い込んで
靴に返る泥の雫をきれいだなと思ったり
世界には まだまだ
私には まだまだ
細い路地を曲がると、空には真珠の月が
珊瑚の小枝にかかりそうなところで 立ち止まる今までにも何度も見ているはずなのだが
こんなに美しい夜はあっただろうかと思う夜に飲むコーヒーの贅沢さや
月の明るさに目を奪われたり
虫の歌をききながら 夜風に打たれる心地よさを
私はどれだけ味わっただろうか胸の底まで森の空気を吸い込んで
靴に返る泥の雫をきれいだなと思ったり
世界には まだまだ
私には まだまだ