桃 2018 (綱島)
横浜で農業というとピンとこないが、綱島はかつて「日月桃」という桃の産地で有名だったらしい。昭和の初期には桃の出荷数で全国一になったこともあるという。
今でも桃を作り続けており、そんな桃の伝統を守ろうと毎年桃の花が咲く3月に「桃まつり」が催されている。
http://tsunashima.com/2018/03/6667/
https://hiyosi.net/2018/03/07/momo-4/
http://hamarepo.com/story.php?story_id=1172
規模はそれほど大きくないが、豚汁や焼きそば、桃ジャムを使ったロールパン作り体験(竹の棒に生地を巻きつけて炭火で焼く)、野点など、市民の手作り感溢れるお祭りである。
この桃まつり、私の真の目的は桃の苗木の抽選会であった。100本が用意されるという。列に並んでいるとき地元の方と話していたのだが、今までに2000本は配布していて、順調なら今頃綱島は桃だらけになっているはずなのだが全然増えないと冗談交じりに話しておられた。
そしてなんと当たった。
実は今回初めて観賞用の花が咲く「花桃」と、食べられるいわゆる「桃」が生る「実桃」の2系統があると知った。抽選で当たると「花桃」と「実桃」が選べるという。花桃は花の色(赤、白、ミックス)を選べ、実桃は品種「あかつき」と「白桃」を選べるようだった。
話でも聞いたとおり、よほど枯らす人が多いのだろう。渡されるとき、大変ですよ、しっかり育てないと実は生りませんよと念を押された。
約2週間経ったが、さすが元気な苗で葉がどんどん出てきた。とりあえず今は鉢だが、少し育ったら地植えにしようかと思案中である。